
婚活本なんかを見てみると、「1回目のデートで手を握る」なんて書いてある本もあります。「3回目に告白」とか。そういう情報を得ていると焦りますよね。
「今回のデート中に手を握らなければ」なんて思っていると、そっちの方に神経がいってしまって、彼女が何か話をしても、上の空になってしまうのではないですか?デートがちっとも面白くないものになってしまうのではないですか?
私は別に「手を握らなければならない」なんて、思わなくていいと思いますよ。あなたが彼女とデート中、緊張しているのだったら、まず、その緊張感がある程度なくなるまで、待った方がいいと思います。
それよりもっと、デートが楽しくなるように、色々考えた方がいいと思います。「どうしたら彼女を喜ばせられるかな?」と彼女のことを考えるのです。「婚活本に書いてあるから」というのは自分本位ですよね?もし、彼女のことをよく見ていれば、「手を握ったら喜んでくれるかな?」というタイミングがわかると思います。
演出を考えたり(サプライズの小さなプレゼントをするとか)、会話が苦手なら、どうしたら彼女を喜ばすことを言えるだろうか、と考えてみたりしてください。彼女のことを思いやっていれば、手を握るタイミングというのが、思わず訪れるかもしれません。
例えば彼女がフレンチレストランで、「いつもおごってもらっていて悪いので、今日は私がお支払いします」なんて言って、テーブルの上のお勘定書きに手をかけたら、すかさずあなたがその手を握って言うんです。「いいえ、僕が払います」って。
このシチュエーション、実は昔、私が今の旦那さんとデート中にあった出来事なんですけど、実際、「OK、あなたが払っていいけど、手はずっと握ってて」みたいな気分になりましたよ。手を握る理由があったわけですね。
または、映画の上映時間に少し遅れて入るっていうのはどうですか?中は真っ暗だから、あなたが先に立って、彼女の手を握って、座席まで手を引いていくんです。これも実は手前みそなんですけど、手を握る理由があるわけですよね。暗くて危ないし、二人が離れないように、手をつないだ方がいいですよね?
デートでちょっとしたハイキングや海辺に行くという場合は、歩いていて小川を飛び越えるとか、少し高いところから飛び降りるなんて状況の時、さっと手を差し伸べてあげる、というのはいいですよね。お化け屋敷や蝋人形館なんかも、女性が怖がれば、手をつなぎやすいかも(女性が入りたくないなら入らないでくださいね)。
自分本位ではなく、「彼女のことを考えて行動する」というのが一番大切なことではないかと思います。
まとめ
二回目のデートで手を握ってもいいけれど、「今日、手を握る」と決めてかかって、それを決行するようでは女性に引かれてしまう。手を握れそうな状況にもっていくのは良い。でも「手を握る」ということにあまりこだわりすぎないで、デートで楽しい時間を過ごせるように配慮する。一番大切なことは、彼女のことを気遣うこと。「手を握る」ということに気を取られ過ぎて、一番大切な彼女を失うことのないように。
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